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ボッサ・ノーヴァ遥かなり(「こぼれるひとしずく」試聴音源をUP)

今日は作品集『風邪をひかない』の5曲目に収録した「こぼれるひとしずく」について少しばかり。


「こぼれるひとしずく」。雨上がりの晴れ間、葉っぱの葉脈に沿って並んだ水滴が落ちそうで落ちない、落ちそうで、まだ落ちない。落ちそうで、、、あ、、落ちた。。という流れが好きで、それを題名に持ってきたら、曲もおのずとやって来たという。作る者にとっては、あんまり手のかからない優良児だったような気がする。

 

ちなみに「こぼれるひとしずく」の「心根に チューニングを 合わせて」という部分の和音進行、これはそのまんまジョアン・ジルベルト版の「3月の水」。たぶんキーは違うけれど。さらにさらに「真夜中のカーボーイ」のイントロも、「3月の水」の中途の和音進行。


どんだけジョアン好きなんだ私は。もちろん端から分りようが無いのは承知なのですが。。どちらも和音の型だけ拝借してリズムは似つきようもなく、誰からも突っ込まれる事は半永久的にないだろうから、自主的にカミングアウト。


おそらく作曲しているときに「うわ~、こんな和音の動き格好いいなあ」と焦がれた気持ちをそのまま表現したんだと、、そう思われます。いずれにしてもボッサ・ノーヴァからは遥かな距離が。。あんな風に洒脱に、もしくは大人にいきたいもんです。


あと30年くらいは精進が必要な感じですが、いまのところはこれが相応の程度。でもまあ、これはこれでなかなか…、と思ってくれたら嬉しいっす。それでは、どうぞ聴いてみてください。


こぼれるひとしずく