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どこも公開していないので、定額制音楽配信サービス各社の売り上げをざっくりと推測してみた

「2015年後半に始まった定額制音楽配信サービスって、利益どれくらいでているのかなー?」というのが気になっている。サービス開始以来、LINEからもAppleからgoogleからサイバーエージェントからも、いつまで経っても公表がでない。


ので、先日発表された日本レコード協会の統計資料(*参照1)から、2015年の各社の売り上げをざっくりと推測してみた。
*本当にざる勘定なので、もし各社の公表資料をご存じだったり、「突っ込みポイントがあるよ、ほらこれ。」的な場合はご連絡いただけますと有りがたいです。


まず、2015年の定額制音楽配信サービスの総売り上げ実績は約124億円。グラフで見ると後半に伸びが見られる。

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2015年後半にサービスを開始した5傑はGoogle Playミュージック、Apple Music、AWA、LINE MUSIC、Amazon Prime Musicの5社。どれも6月を過ぎたあたりからサービスを開始して、10-12月に課金が始まっている(*参照2)。


レコード協会によるこの売り上げ実績が、各社のサービス無料期間分をどこからどこまで計上しているのかどうかは分からない。けれども、少なくとも4-6月は上記のサービスは開始されていなかった。


なので、

サービスも課金も開始されている10-12月から4-6月を引いた売り上げを、
ざっっっっくりと新しく開始されたサービスのものとする。

すると、、


10-12月=4113。
4-6月=2703。
4113-2703=1410。

1410を5社で割ると、282。これは3か月分なので、3で割って1か月分に直す。
282を3か月で割ると、94。

各社1か月あたりの売り上げ実績は9千4百万円と推測できる。


うーん、この規模はどれくらいなんだろうなあ。


あとはここから、各音楽会社への権利料や固定費(配信コスト、人件費等)を引いて、粗利となる。

例えばCDの話でいうと、ここから70-80%はレコード会社の取り分となるから、2千3百万円。


ふーむ。。ここから固定費(配信コスト、人件費等)を引く、、と。。
悶々と考えさせる数値。。。


*参照1
有料音楽配信売上実績(日本レコード協会)

*参照2

各社のサービス開始日と、課金タイミング。

 

AWA
5月27日開始 (90日間無料)*課金は9月分から開始。

LINE MUSIC
6月11日開始 (2ヶ月間無料)*課金は9月分から開始。

Apple Music
7月1日開始 (3ヶ月無料)*課金は10月分から開始。

Google Playミュージック
9月3日開始 (30日間無料) *課金は10月分から開始。

Amazon Prime Music
11月19日開始 *Amazon Primeサービスの一環なので独立したPrime Musicとしての課金タイミングをどこでとるかは謎。

*参照3

定額制配信でアーティストは稼げるのか?