#AMomentOfTokyo、台東区編。またはクインシー・ジョーンズの、「710年間はヘビーだぜ!」

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さてさて、#AMomentOfTokyoの1回目。台東区編です。

こちらからどうぞ。

 

 

このプロジェクトの、ぬるっとした趣旨はこちら。

 

 

 

さいきん、Netflixのオリジナルドキュメンタリー映画『クインシーのすべて』に刺激を受けまくってます。

 

冒頭3分でなにが起きたかというと、

 

1.クインシーの仕事が大写しされるだけの導入
2.それを眺めるドクター・ドレーがでてきて「イカレてる」
3.クインシーの過去のギャング話にドクター絶句

 

という感じで。その後も過去と現在の編集が絶妙すぎて、飽きさせない。

 

番組の中でクインシー・ジョーンズが言っていた、この箇所が妙に印象に残ってます。

同じ12音が710年間使われ続けている
全ての人に
ブラームスベートーヴェン、ベイシーにボ・ディドリー
みんな同じ12音
ヘビーだ
そうだろ?
710年間だ!


Netflixのオリジナルドキュメンタリー映画『クインシーのすべて』1時間7分目あたり

 

写真でいえば、なんだろう。。


「射影された像を、なんらかの媒体に定着させる」ということでいえば、1827年

ニエプスの「ル・グラの窓からの眺め」らしい。

 

とすると、180年くらい。


710年間に比べればまだまだかも知れないけれど、言語の壁を越えて、演奏技術の壁を越えて、ってことになると。

 

そして最近はとくに、銀塩写真に必要だった暗室技術も軽々と飛び越えてるし…。

 

 

そう考えると、写真表現のユニバーサル具合は、おなじくらいのヘビーさかも知れない。