さてさて、#AMomentOfTokyoの2回目。中央区編です。
こちらからどうぞ。
こういう風景ショット、英語では「mundane」というそうです。ちょっと前にTwitterで外国の方にそう言われました。
「mundane」というと訳にかなりばらつきがあって、言ってしまえば、平平凡凡。
平平凡凡かあ、、、。その方はかなり惹かれたらしい。
「東京といえば、そろいもそろって名所ばかり撮りやがる、だからおれっちは平平凡凡を決め込むんだ!」というのはもちろんまったく無くて。イルミも普通に撮ります。
ただ、自分のものさしで測れば、こういう風景の方が面白いかなあ、という体でやってます。
それにしても、平平凡凡。
これはノスタルジックというか、ちょっとした憧れを感じるなあ。
まずもって、平凡はない。トゥルー何気ないも、ない。
科学的に、客観的に、統計学的につとめても、データの収集や発表のプロセスのどこかで、人の意思が入ってしまう。
AIにしても、アルゴリズムを設定する時点で意思が入る。機械学習には、データをうまいこと「平平凡凡」する欲求はないし、そもそも「平平凡凡」なんて分からない。
だから、平平凡凡は、その言葉が便利なツールとして通用したころの時代性の名残り。
あとは、やっぱり、こうなっておけば大丈夫だろうという、究極の平均への憧れも感じる。
あ、作品ついでにプレイリストも更新してます。
聴きながらでも、もしくは単体でも。ゆっくりしていってください。